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介護士の仕事

【仕事が終わらない介護士必見】毎日定時に帰れない!仕事が終わらない3つのパターンと具体的解決方法10選!

はなおばちゃん

※本ページはAmazonアソシエイトを含む広告を利用しています

わたしは、特別養護老人ホームで働く介護職歴6年目の介護士です

現在の施設の前も特別養護老人ホームの勤務でしたが、仕事が終わらないことが良くありました

現在の施設では、何もなければ定時に終わりますが、何かあると(夕食で誤嚥した、夕食後のトイレ誘導で転倒したなど)やはり終わりません

しかし中には

こんな悩みあり!
  • 毎日仕事が時間内に終わらない
  • 定時に帰れないし休憩時間も短くなる
  • ペアになる職員で仕事をしてくれない職員がいる
  • 勤務時間の30分前から仕事を始めないと間に合わない
  • 今日も仕事が終わらないと思うと職場に行くのがいやになる

こんな悩みを抱えている介護士さんも多いのではないでしょうか?

結論から言うと、次の3パターンが考えられます

仕事が終わらない原因3パターン!
  • 施設側の勤務の組み方に問題がある
  • 職場(チームとなる職員と)の人間関係に問題がある
  • 自分自身に問題がある

このうちのどれかか、すべてに該当する場合もあるかもしれません

仕事が終わらない、どうすれば良いの?と悩まれている介護士さん向けに、それぞれの対処方法、自分で直ぐにできる仕事を効率化する10の方法をわたしの経験談からまとめてみました

目次
  1. 1,仕事が終わらない!いつも残業することになる場合
  2. 2,職場(ペアになる職員と)の人間関係に問題がある場合
  3. 3,自分に問題がある場合!ここが一番解決しやすい!
  4. 3つの場合に共通する直ぐにできる解決策10選!
  5. 食事をすべて食べてもらうことにこだわり過ぎない
  6. 何か突発的な出来事があった時には後勤務者に引き継ぐ
  7. 自分に問題がある場合と一緒に組む職員に問題がある場合は大体ここまでで改善する
  8. 業務自体が多すぎ・人数少なすぎで誰がやっても終わらない場合の解決策
  9. 人間関係に失敗しないための転職は転職エージェントの利用がおすすめ!

1,仕事が終わらない!いつも残業することになる場合

自分だけでなく、他の職員も上司もチームを組む職員にも関係なく、誰がやっても仕事が終わらないのは、施設の業務の進め方、勤務の組み方に問題がある場合がほとんどです

わたしも現在の前の特別養護老人ホーム勤務時は、誰がやっても仕事が終わらず、定時に帰りたい介護士は、業務を省いて定時で終わらせるような職場でした

仕事が終わらないため、省いてはいけない業務が省かれていた

その時に省かれていた業務は、食事介助(進まなければ直ぐに下膳する)や、食後の口腔ケアなどです

最悪だったと思います。しかし、ちゃんと全部やろうと思うと、主任・ユニットリーダークラスがやっても終わりませんでした

食事介助が必要な入居者さんが10名中6~7名と多く、それでも職員は2人で対応するようになっていました

職員一人が3名ずつ介助するような状況で、食事に時間がかかる入居者さんもおられたため、どうやっても終わりませんでした

食後にベッドに移乗する際も、職員二人で介助が必要な入居者さんが多く、職員二人が別行動することが難しく、介助を終えるまでに時間がかかりました

特に若い職員は、時間に対しては本当にシビアです。数分でも残りたくないという職員が多く、そのために必要な介助を省いている状況でした

誰がやっても終わらない場合は上司に報告・相談する

誰がやっても終わらない場合は、先ずは上司に報告・相談するしかありません

ただ、誰がやっても終わらない毎日の状況を知っているのであれば、対応してくれない可能性もあります

そんなことを言っても仕方ないでしょう、じゃあ誰がやるの?と言った対応だと、それより先には進みません

職員の中で必要な介助を省いて終わらせている場合、

逆に○○さんや○○さんはちゃんとできているでしょうなどと

言われたりすることがあります

不機嫌な顔をしている女性の様子

2,職場(ペアになる職員と)の人間関係に問題がある場合

○○さんとだと終わるけれど、○○さんとやるといつも終わらない、自分ばかり仕事をすることになると言う場合もあります

その場合は、一緒に組む職員との人間関係に問題がある可能性が考えられます

時間内に終わらせて帰るより自分の仕事量を少なくすることを重視する職員がいる

ふつうの職員であれば、みんな早く帰りたいだろうにとわたしも思ったことがありますが、中には自分がいかに働かず仕事を終わらせるかを重視している職員がいることがあります

わたしはどちらかと言えばというか絶対に何とか仕事を終わらせて、定時にはすぱっと帰りたいタイプです

ですので、そういう仕事をしたくない職員と組む場合は自分がどんどん仕事を進めます

入居者さん10人を職員二人で見るのだから、5人づつ見れば良いよねとはじめは思っていましたが、介護職のかなしいところでそう単純には行きません

もう一人の職員が2人しか見てくれない、寝かせてくれない場合は、自分は8人見るように、8人寝かせるようになります

そういう場合も上司、先ずユニットリーダーに相談する

そういう職員がいる場合、それで自分は本当に困っている場合は上司に相談しましょう

一般企業でもそうですが、先ず直属の上司、介護職であればリーダー(ユニットリーダーなど)に相談すると良いです

リーダーがその話を聞いて、必要であればその上の主任クラスにあげてくれますし、その場で対処方法を聞ける場合もあります

他に同じ思いをしている職員がいれば、一緒に相談することで重要性に気付いてもらえ、具体的な解決方法を探してもらえる場合が多いです

上司が仕事をしてくれない場合(良くある)

残念な話ですが、上司が仕事をしてくれない場合もかなりあります

仕事をしてくれないというより、必要以上に介助に時間をかける、時間が過ぎても丁寧に仕事をすすめる場合があります

介護職の場合、現場経験を経た上でリーダー、主任と言った役職につくことがほとんどですが、年齢がかなり上で介護職は丁寧な仕事を心掛けることが重要、残ってでもやるのが当たり前という考えの上司がたまにいます

はなおばちゃん
はなおばちゃん

あなたはそうかもしれないけど、こっちは困りますともなかなか言えません

また、役職につくと残業が当たり前になる職場も多いです

自分が残業するのが当たり前になっていて、手当のつかない残業をすることが、他の職員にどんな影響を与えているのか考えない、思い付かない上司もいます

山積みになった書類が机に置かれている様子

3,自分に問題がある場合!ここが一番解決しやすい!

自分が一番残業をするようになる、ほかの職員は時間内に終わるのに、自分は時間内に終わることがない場合は自分の仕事の進め方に問題があるかもしれません

えっ!自分がわるいの?と思うかもしれませんが、3つの中では一番解決が簡単です

ひとを変えることはむつかしいですが、自分であれば心がけ次第で直ぐに変えていくことができます

ほかの職員の仕事の進め方を観察しよう

自分は一生懸命やっているのに、がんばってやっているのにという場合ほど、他の職員の仕事の進め方の観察をすると良いです

自分が気付いていなかったコツが見つかるかもしれません

相手がベテラン職員で、自分のスキルがおよばない場合でも、直ぐに取り入れることのできる方法がいくつか見つかるはずです

必要な介助を省く、介助者の都合で動くなどは参考にしないようにしましょう!

自分が出来ていないことを具体的に考えてみる

他の職員の観察をした上で、自分が出来ていないことを具体的に考えてみると良いです

すぐ取り入れられることは取り入れて、努力が必要なことはすぐに取り組んで自分でもできるように心がけて行くと良いです

はなおばちゃん
はなおばちゃん

自分に問題がある場合、自分で解決することが出来ます

その時は大変ですが、効率良く仕事が進められるようになることは、施設内の他の部署に異動しても、また転職しても役立つスキルになります

自分に問題があると分かったけれど解決策が思い浮かばない

自分に問題がある!と分かったけれど、他の職員の観察をしても、自分で自分の業務の進め方を振り返ってみても、解決策が思い浮かばない場合もあると思います

わたしも、そのタイプでした

その場合は、いくら自分で考えても前には進みませんので、他の職員に自分のどこに問題があるか聞いてみるのが一番早いです

もちろん出来ていないこと、短所について指摘されるのでつらいことではあります

ですが、それを乗り越えない限り、自分はずっと仕事の進め方に問題を抱え、他の職員にもあの人と組むと最悪と言われ、自分もサービス残業をし続けるようになります

それよりは、現実と向き合って問題点を具体的に理解し、解決策を考え取り組んでいく方が周りにとっても自分にとっても確実にプラスになると思います

3つの場合に共通する直ぐにできる解決策10選!

注意点

あくまでも、わたし個人がやってみて効果のあった方法です

お勤めの施設にマニュアルがある場合は、そちらを優先しましょう

またこの解決策を推奨しているわけではありません。参考にして頂ければと思います

業務を効率良く進めるために、今日から直ぐにできる解決策10選をまとめてみました!

おすすめ解決策10選!

1,何時に何をするかの業務の流れを先ずしっかり頭に入れる

2,ひとつの時間帯に必要な介助が集中している場合は時間をずらしてみる

3,食事介助が必要な入居者さんに水分(お茶)を半分程度介助しておく

4,食後短い時間で臥床すると嘔吐してしまうような入居者さんから食事介助をすすめる

5,食事に時間がかかる入居者さんの場合は何口か介助して時間を少し空けて続きを介助する

6,食事・おやつが終わった人から居室に戻ってもらうが職員一人はリビングに残る

7,自分で口腔ケアをされる方で時間のかかる方を先に洗面台まで誘導する

8,動きのある入居者さんがいる場合は優先して居室へ誘導する

9,仕事がひと段落したら薬の飲み忘れはないか、全員居室で休んだか確認する

10,ケース記録はこまめに入力しておく(特に夕食前までの記録)

1つ目の誰がやっても仕事が終わらない、業務量自体が多すぎる場合は直ぐに解決できないかもしれませんが、改善にはなると思います

チームを組む職員によって仕事が進まない場合と、自分に問題がある場合は具体的な解決策になると思います

わたしも入って何年かは仕事がおそく、はなさんとだから今日は大変!と良く言われていました

はなおばちゃん
はなおばちゃん

根気強く指導してくれる先輩職員のおかげで、仕事の進め方を改善できました!

1,何時に何をするかの業務の流れを先ずしっかり頭に入れる

次に何をするんだっけ?あぁ、あれを忘れていた!と言うような、目の前のことに一生懸命すぎて業務の流れが、頭に入っていない場合も多いです

特に初心者介護士、わたしのようなアラフィフ初心者介護士は覚えること自体がむつかしく、もの忘れもひどくうっかり忘れることが多々あります

介護の仕事は頭で覚えず体で覚える!という職員もいますが、やはり業務の流れは頭にしっかり入れておかないと段取り良く進みません

次に何をするかをひとつの作業が終わって考えるより、ひとつの作業をしながら次の作業、また次の作業をイメージできるとのスムーズに段取りができたり、同時進行でふたつの業務ができるようにもなります

2,ひとつの時間帯に必要な介助が集中している場合は時間をずらしてみる

ひとつの時間帯に必要な介助が集中している場合は、時間を前倒しできないか、時間をずらすことができないか考えてみると良いです

例えば、昼食後などトイレ誘導してから居室で休んでもらう場合、トイレ誘導する入居者さんが5人いるとすると、一人5分でも25分かかることになります

そういった場合は、トイレの間隔が短い入居者さんには難しいかもしれませんが、食前にトイレ誘導を済ませておくと良いです

食事の直前というのは、まだ休憩に入っている職員も少なく落ち着いている場合が多いです

その時間にぼーっと配膳車を待つのではなく、できることに取り組むと良いです

3人トイレ誘導を済ませておくだけでも残り2人で済みます

食後必ずトイレに行きたいと言う入居者さんは食後に誘導し、おやつ前に早めに離床してもらう、休憩のあとに声をかけることで間に合う入居者さんは食事前にトイレを済ませておくと良いです

3,食事介助が必要な入居者さんに水分(お茶)を半分程度介助しておく

食事の際に、お茶を提供する施設がほとんどだと思います

しかし、ごはんを食べたあとにお茶がどんどん進むかというとなかなか進まないケースが多いと思います

わたしの経験上ですが、いくら昔を生きた高齢者と言えど、お茶よりは甘い飲み物がすすむ方がほとんどです。中には、介助しようとしても口さえ開けてくれない場合もあります

食事前にはリビングに入居者さん全員(もしくはほとんど)を離床介助し、食事が食べれるよう準備している場合が多いと思います

入居者さんの離床後、もしくは離床直前までに、水分の準備、服薬の準備、エプロンの準備などをしておき、配膳車が来るまで水分の介助をします

時間がかかる方でも、一人にひとくち介助して・・を繰り返すと、20~25分でほぼ全員の水分の半分程度の介助が出来ます

注意点

お勤めの施設・事業所によって、自分が工夫して少し業務手順を変えると何で今そんなことするの!と言われることがあります。その場合は、施設のやり方を優先するしかないです

この時に全部介助してしまわず、食事中や食後服薬する時に必要な水分量は残しておくと良いです

4,食後短い時間で臥床すると嘔吐してしまうような入居者さんから食事介助をすすめる

入居者さんの中には、食後時間をあまり空けずにベッドに臥床して休んでいただくと、嘔吐してしまう方がいらっしゃいます

大抵の入居者さんは、ベッドのギャッジを少しあげることで対応できることがほとんどですが、中には直ぐに嘔吐していまう方がいらっしゃいます

そういう入居者さんから、食事介助を進めると良いです。朝食・昼食の後に、リビングで引き続き過ごす入居者さんがいる場合、その方たちは食事介助が必要でもあとにしても良いと思います

5,食事に時間がかかる入居者さんの場合は何口か介助して時間を少し空けて続きを介助する

食事を続けて食べることがむつかしい入居者さんもおられると思います

その場合は、何口か介助して飲み込みを確認してから、食事が済んだ方の食器を下げる、食後薬の服薬介助をするなど、他の業務を何か済ませてまた介助すると、時間が効率的に使えます

注意点

問題なく飲み込めたかは必ず確認しましょう!誤嚥すると大変なことになります

口を開けてもらえない状態でスプーンを口元まで近づけた状態で待つより、直ぐに済ませられる他の業務を進める方が自分の仕事もはかどり、入居者さんにとっても急かされず良いと思います

6,食事・おやつが終わった人から居室に戻ってもらうが職員一人はリビングに残る

食事やおやつなどをリビングで提供し終わった方から、居室に戻ってもらいますが、特にまだリビングで食事中、おやつを食べている間などは、必ず職員がひとりリビングに残るようにしましょう

二人でがんばって居室への誘導をしてリビングを職員不在にしてしまうと、食事やおやつが詰まったりと言った誤嚥の際に、直ぐに気付くことができなくなってしまいます

食事やおやつがのどに詰まってしまった場合は、命にかかわることもあるため、すぐに気付けるようリビングに職員ひとりは必ず残るようにした方が良いです

7,自分で口腔ケアをされる方で時間のかかる方を先に洗面台まで誘導する

入居者さんの中には、自分で自分のペースで歯磨き等の口腔ケアをしたい方もおられます

○○さんの歯磨きがまだ終わらなくて!とならないように、自分で口腔ケアをしたい方は優先して洗面台まで誘導するようにしましょう

また、そういう入居者さんは食後にトイレに行きたいと言われる方が多いです

食事が済んだところで、トイレに行かれますか?と声をかけてトイレ誘導し、洗面台まで誘導して歯磨きをしてもらうと良いです

8,動きのある入居者さんがいる場合は優先して居室へ誘導する

車いすの入居者さんであったとしても、自分で動いて車いすから落ち転倒してしまう可能性もあります

動きのある入居者さんがいる場合は、まだ食事中、おやつ中である場合は職員がリビングに職員が必ず残り見守りをする、食事が終わっていれば優先して居室に戻ってもらう方が良いです

二人でがんばって早く居室に戻るよう介助をしても、車いすから転落したり、自分で歩いて転倒したりすると医療職を呼んだり、出血がひどい場合は救急搬送が必要になったり、事故報告書の作成が必要になったりと、確実に残業になってしまいます

入居者さんの安全の確保が最優先です。リビングを職員不在にしないように気を付けましょう

9,仕事がひと段落したら薬の飲み忘れはないか、全員居室で休んだか確認する

全員居室に戻り仕事がひと段落したら、薬箱などをチェックし服薬のし忘れがないか確認しておくと良いです

はなおばちゃん
はなおばちゃん

忘れている場合があります!気付いたらすぐに服薬介助しましょう

また、居室を巡回して見て、ちゃんとベッドで休んでいるか、フロアセンサー等の入れ忘れはないかなどをチェックしておくと安心です

たまに、洗面台につけたまま忘れていた、トイレにずっと座ってもらっていたなど、気付かずにいると事故につながるケースもあるので注意が必要です

10,ケース記録はこまめに入力しておく(特に夕食前までの記録)

入居者さんの体調や変わったことなどを記録しておくことは、介護職の重要な仕事のひとつです

度々記録を入力するのは面倒なので、あとでまとめて済ませようと思ってしまう場合も多いです

記録を入力せずためておくと後が大変になります!

特に、退勤前までに入力が必要になる夕食後の記録以外は、夕食前までに入力しておき、夕食後は夕食時の記録と夕食後の排泄時間の記録、

服薬・口腔ケアの記録などを入力すればOKの状態にしておくと記録の入力のために残業する必要がなくなります

食事をすべて食べてもらうことにこだわり過ぎない

食事の摂取状況はケース記録に残す施設がほとんどだと思います

職員の中には、食事は全部食べてもらうことが良い、時間をかけてでも全部食べてもらいたいという考えの人がいます

本人に食べたいという意思があるのであれば別ですが、口を閉じたまま開けなくなった、何回スプーンを持ってもらってもすぐにおいてしまうなどの場合は、全部食べてもらうことにこだわらなくても良いと思います

全量摂取推奨というこだわりのある職場もある

わたしの前に勤めていた特別養護老人ホームは、まさに食事は全部食べてもらう、口を開ける限りは介助するという職場でした

当然、時間がかかります

入居者さんも、食事時間が30分以上時間がかかると疲れてきて、食事が進まなくなることが多かったです

それでも、声掛けの仕方がわるい、わたしの時は全部食べるとか、あとから記録を見て、えっ!何で○○さん6割なの?と言われることがありました

高齢者の場合、食事を摂るのも疲れる

今の職場になって、あとひとくちという思いが誤嚥につながると教わりました

1食くらい食べなくても大丈夫、昼は全部食べたから、おやつが遅かったからねといったように、毎食食べてもらわないといけない!という思いから開放されました

また、1時間以上かかる場合は食事を摂るのも疲れるという配慮から、これくらいにしておこうか、夕食はがんばって食べようねと、無理せず食事時間を切り上げることもあります

実際に、昼食は全然進まなかったのに夕食は全部食べたね!というケースも多いです

食事介助を嫌がる男性利用者に困っている女性介護士の様子

食事時に水分が進まなかった場合は水分補給時に多めに介助したりする

食事時に水分が進まない時もあります

大体の入居者さんは、食前に半分くらい介助することで、スムーズに全量介助できるのですが、体調が良くなかったり、食事時は水分が欲しくなかったりと、様々な理由で水分を全量介助するのがむつかしい時があります

そういった場合は、食事の時間に摂る予定の水分を、午前・午後の水分補給時にずらしても良いと思います

また逆に、ほかの入居者さんの突発的な介助があって、午前の水分補給が全員行けそうにない!となった場合は、昼食時に多めに摂ってもらう、午後の水分を多めに提供するよう心掛けると言った、柔軟な対応をする方が良いと思います

わたし達介助する職員にとっても、水分を短時間に無理やり介助しようとされる入居者さんに取っても良いと思います

午前も午後もいけないとなるとさすがに問題はありますが、午前に半分だったから午後はちょっと多めに行こうなど、一日トータルで考えると介助がらくになります

何か突発的な出来事があった時には後勤務者に引き継ぐ

どんなに手順を考え、段取りしながら仕事を進めていても、突発的な出来事がありその対応に追われ、業務が時間内に終わらない場合はやはり良くあります

職場の環境にもよりますが、わたしの現在の職場では

「いいよ、あとはやるから」「あの記録だけ打っておいてね」といったように、後勤務者が続きを引き継いでくれます

また、夜勤の場合は、日勤者が湯のみを洗うなど洗い物が出来ていなくても、夜勤者が引き継いだりします

何人も寝ていない状態で夜勤に引き継がれるのは困りますが、洗い物や記録の残りでただ時間を入力するだけというような場合は夜勤者が引き継ぐことも多いです

みんなで手を合わせてがんばろうとしている様子

業務は突発的な出来事があっても対応できるように段取りをしてゆとりを持って進めておく

高齢者施設の場合、突発的な出来事は本当に良くあります

食事がのどに詰まった、トイレ誘導すると間に合わず服まで汚れていた、急に発熱した、急に嘔吐したなどいろいろあります

業務においては、段取り8割・仕事は2割です。どれだけ段取り良く業務を進めているかが重要になります

何かあった場合に対応できる、余力があるくらいのゆとりを持って、業務を進めておくと良いです

自分に問題がある場合と一緒に組む職員に問題がある場合は大体ここまでで改善する

自分に問題がある場合は、ここまでのポイントをおさえて段取りすれば、直ぐにはむつかしいかもしれませんが、徐々に改善して行くと思います

一緒にチームを組む相手が仕事をしてくれない場合、なんでわたしが!と思うかもしれませんが自分が効率良く仕事を進められるようになり、自分がやる方がいろいろな意味でらくです

というか、やってもらおうと思ってもむつかしく、やってもらうために時間もエネルギーも必要で、最悪な場合人間関係がどうにもならない状態になってしまいます

自分が早く帰りたいのであれば、そういう日は自分ががんばるようにするのが一番無理がなく、実現しやすい方法だと思います

と言いますか、わたしは、まだ自分ががんばることでしか、解決できていません。今後の課題となっています

あくまでも、わたし個人がやってみて効果のあった対策法です

お勤めの施設のマニュアルがある場合は、取り入れられそうなところを取り入れ、マニュアルに沿って仕事を進めるようにしましょう!

ポイント
  • 何時に何をするかの業務の流れを先ずしっかり頭に入れる
  • ひとつの時間帯に必要な介助が集中している場合は時間をずらしてみる
  • 食事介助が必要な入居者さんに水分(お茶)を半分程度介助しておく
  • 食後短い時間で臥床すると嘔吐してしまうような入居者さんから食事介助をすすめる
  • 食事に時間がかかる入居者さんの場合は何口か介助して時間を少し空けて続きを介助する
  • 自分で口腔ケアをされる方で時間のかかる方を先に洗面台まで誘導する
  • 動きのある入居者さんがいる場合は優先して居室へ誘導する
  • 仕事がひと段落したら薬の飲み忘れはないか、全員居室で休んだか確認する
  • ケース記録はこまめに入力しておく(特に夕食前までの記録)
  • 食事をすべて食べてもらうことにこだわり過ぎない
  • 食事時に水分が進まなかった場合は水分補給時に多めに介助したりする
  • 午前の水分補給が全員行けそうにない!となった場合は、昼食時に多めに摂ってもらう、午後の水分を多めに提供するなどトータルで考える
  • 何か突発的な出来事があった時には後勤務者に引き継ぐ
  • 業務は突発的な出来事があっても対応できるように段取りをして進めておく

業務自体が多すぎ・人数少なすぎで誰がやっても終わらない場合の解決策

誰がやっても業務が終わらない、人数が少なすぎて業務に追われ続ける、毎日30分前出勤、1時間残業がふつうと言った場合は、これはもう転職を考える時だと思います

また、上司が仕事をしてくれない、一緒にチームを組む職員との人間関係がこじれてしまった場合なども転職した方が、長い目で見ても良いです

そういう状況を知りながら、上が何も解決策を提示していない職場なんてその程度の職場だと思います

自分がつらい、もう仕事に行きたくないとなった場合は、転職を考える時だと思います

はなおばちゃん
はなおばちゃん

くれぐれも、病んでしまって立ち直れなくなるまでがんばらないことが大切です!

人間関係に失敗しないための転職は転職エージェントの利用がおすすめ!

転職する際に、ハローワークなどで求人を見ても、アットホームで和気あいあいと楽しい職場ですと書いてあっても、実際に入職するまではどういう雰囲気の職場か分かりません

特に、人間関係に疲れて転職を決意したのであれば、また人間関係で苦労するような職場に転職したくないと思います

そういったうちうちの情報を良く知っているのが、介護職の転職エージェントです

転職エージェントに相談するということ自体が、ハードルが高そうに思えますが、わたしも実際に登録して思っていたより話やすく、親身になって対応してくれるなと思いました

報酬のためですよ!と言われるとそれはそうかもしれませんが、それでもこちらの望む方向と方向は合っているので上手に活用したいところです

無料で登録できますし、利用自体にお金はかからないので、一度登録して見て自分に合わなければ、すみません、自分で転職活動する方がわたしには合ってますと伝えて断っても良いです

登録したけど、面倒で電話に出るのもいや!と無視して放っておくと、エージェントの担当者は何とか連絡を取りたくて連絡してくるので、ずっと電話が鳴り続ける、留守電に伝言が繰り返されると言った状態になります

ですので、合わなかった場合は、ちゃんと電話に出て、もしくはLINEならLINEで、自分一人で転職活動したいですと伝えることが大切です

転職エージェントという仕組みそのものでなく担当者と合わない場合は複数のエージェントに登録してみる

転職エージェントからいろいろ教えてもらえたり、非公開の案件を紹介してもらえたりと、そういった仕組みは良いんだけど担当者が・・・という場合は、

担当者を変えて欲しいと伝えたり、複数の転職エージェントに登録して自分と合う担当者を見つけるのも良い方法です

転職先の人間関係などの内部情報は、信頼できる知り合いがいるなどでない限り得ることがむつかしい情報です

そういうところは、是非転職エージェントを活用して人間関係も良く、年収もアップするような職場に転職しましょう!

わたしのような50代で最後の転職を成功させたいと思っている介護士さん!転職エージェントを利用した方が希望に合う条件の職場に転職でき、最後の転職にできる可能性が高くなります

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アラフィフでフリーランス営業職から 未経験・無資格で介護士に転職 51歳で介護福祉士資格取得 現在勤めている特別養護老人ホームへ 正職員として転職、介護士6年目です 小さく愉しく暮らしています ファイナンシャルプランニング技能士2級資格取得 証券外務員二種資格取得
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