【50代転職したい介護士必見】50代介護士の転職には介護職専門転職エージェントが必要だった!51歳での転職体験談!
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わたしは、特別養護老人ホームで働く介護士です。48歳の時、未経験・無資格でフリーランス営業職から介護職へ転職し、51歳で介護福祉士資格取得、現在勤めている施設へ転職しました
他の記事にも書いていますが、50代での転職は最後の転職機会にしておくことが大切だと実感しています
最後の転職にしようと思うと失敗は避けたいです。使えるものはすべて使うことがおすすめです!
介護業界は常に人手不足だから何歳になっても転職できるんじゃない?介護福祉士資格があれば何歳でも転職できるでしょうと思われていらっしゃる方に、51歳で転職活動をし転職して感じた体験談をまとめて見ました
介護職の求人は多く確かに50代でも転職はできる
介護職は慢性的な人手不足の職種ではあり、ハローワークでも求人サイトでも常にたくさんの求人があります
年齢不問の求人が多く、求人票だけ見ていると何歳になっても転職できそうな気がします
わたしは、51歳で介護福祉士資格取得、転職エージェントに登録し転職活動をはじめましたが、資格があっても自分の希望に合う転職先を見つけるのは結構大変でした
転職先に困ることはないが今より良い待遇になるとは限らない
転職したいと考える時は、必ず現在の勤め先から転職したい理由があると思います
わたしの場合は
年収を増やしたいから、賞与のある正社員で働きたかったですし、昇給のこと、退職金のことを考えても、正社員として働きたいと思いました
もちろん、働きやすい職場であるということも大切でしたが、働きやすいなら収入が少なくて良いかというと、やっぱり収入アップは必須要件でした
年収アップになる求人はハローワークでは3~4件しかなかった
わたしの住んでいる地域は人口の少ない小さな地方都市で、大都市と比較すると求人自体が少ないです
確かに介護職の求人はたくさんありましたが、現在より収入が増え50代でもOKの求人となると、現実的に通える範囲だとハローワークには3~4件しかありませんでした
その3~4件の求人はすべて正職員採用の求人だったため、やはり正職員として採用されないと収入アップにならないことが分かり、50代での転職の厳しい現実に直面しました
厳しい現実だからこそ在職中に転職活動しようと決めた
正直なところ、もしかしたら年収アップのところには転職できないかもしれないと思いました
介護福祉士資格を取得しているとはいえ、48歳未経験・無資格で介護職へ転職した介護職歴も短い50代なので尚更です
ですので、在職中に転職活動して転職先が見つかれば転職する、もしだめなら今の施設でずっと働こうと思いました
在職中だと休みも不規則なため、なかなかハローワークに通えず、ハローワークのインターネット求人サービスを検索したりしていました
その時に、介護職の転職エージェントがあることを知りました
無料で利用できるし、どんなものか登録してみようかと思い登録しました
転職エージェントに登録して転職活動を続けた
転職エージェントに登録してみました。個人情報を入力するのに、大丈夫なの?と不安になりましたが、無料であるということを何度も確認して登録しました
登録すると、非公開案件が検索できるようになります
登録を終えて非公開案件を検索していると、なんと!20分で転職エージェントから電話がかかってきました
そこで、現在の勤め先や、どういった働き方を希望しているか、希望条件など細かく聞かれました
この1社目の登録の際に失敗したのが、年齢のこともあるし、介護職歴も短いしと、こんなことを言うとあつかましいかもと、遠慮して希望年収を少な目で伝えたことです
伝えた希望年収より少ない案件の方が多かった
すぐに、案件の紹介がありましたが、希望年収を少な目に伝えてしまったため、休日が多い、残業が少ないなどのメリットはありましたが、年収はその当時常勤パートとして勤めていた施設の年収より少ないの案件の紹介が多かったです
一度目の案件の紹介のあとに、希望年収を訂正しましたが、その後も希望年収より少な目の案件がほとんどでした
しかもショックだったのが、希望より少ない年収で伝えているのに、紹介してもらえる案件が何10件もあったわけではなく、8件程度と少なかったことです
わたしの住んでいるところは、地方都市の中でも小さな地域なので、案件数が少なくなるのは当然なのですが、年収低めでこのくらいかと厳しい現実にがっくりしました
介護福祉士資格もあるのにこれだけしか案件ないんだ!
他の転職エージェントにも登録してみた
1社目の転職エージェントとのやり取りで、何となく転職エージェントというものがどういうものか分かりました
どんなに紹介してもらっても、いろいろなサービスを受けても、自分が料金を支払うことはないことが分かったため、他の転職エージェントにも登録してみようと思いました
1社目の転職エージェントは、希望した年収より低めの案件が多かったので、今度は希望年収は多めくらいに伝えようと思いました
2社目の転職エージェントには、かなり多めに100万円アップという厚かましい希望年収で伝えました。伝えたあと、はずかしくなったくらいです。休日の希望も伝えました
紹介される案件はないかもしれないと思いましたが、希望年収前後の案件を4件紹介してもらえました
転職エージェントは5社登録した
最終的には、転職エージェント5社に登録しました
たくさん登録したから、たくさん案件がもらえた訳ではなく、案件はもらえたものの通勤がむつかしいくらい遠くであったりしました
それでも、各転職エージェントごとに他の転職エージェントとかぶらない案件があったので登録して良かったと思いました
ただ、自分の希望年収に合う案件で自分が通えそうな案件は全体5件、休日の希望も含めると3件と選べるほどの数の案件ではなかったのが現実です
地方都市の50代ということもあり、いくら転職エージェントに複数登録しても求人自体がやっぱり少ないというのは大きかったと思います
希望に合う第一希望の施設から面接に行くことにした
最終的に希望に合った案件3件は、すべて面接に行くことにしました(結局1件しか行かなかったのですが)
ここでのおすすめは、年収・休日ともに希望に合う第一希望から面接に行くことです
しばらく面接なんてしていないから、ちょっとづつ慣れて・・・などでなく、第一希望から面接に行くようにした方が良いです
50代での転職で一番大変だったのが履歴書と職務経歴書の作成
わたしは、50代での転職ということもあり、履歴書と職務経歴書を書くのが大変でした。転職で一番大変だった作業です
履歴書は間違えたらはじめから書き直さなければいけないので、休日や仕事から帰って空いた時間には、ずっと何枚も履歴書・職務経歴書を書きました
履歴書と職務経歴書を準備していないと、そもそも面接に行くことができません
転職エージェント・就職支援サービスに登録したら直ぐに、案件探しと並行して履歴書と職務経歴書を作成しましょう
面接のアポイントメントは転職エージェントにお任せできる
在職中だと仕事の間は電話対応ができないので、面接日時の調整を転職エージェントにお任せできるのは本当に良かったです
休憩時間といえど、上司や他のスタッフと一緒に休憩することになる場合がほとんどです。その空間で面接の日時の調整などはできないため、勤務が終わって連絡することになります
しかし、勤務が終わるのは19時~20時くらいです。常識的に考えて、そんな時間に転職希望先施設に電話連絡することはマナー違反だと思います
転職エージェントの担当者への連絡の場合は、事前に何時まで連絡できるかを確認しておけば良く、おどろいたことですが21時くらいでも良いと言われる担当者が多かったです
着信を確認して勤務が終わったあとに連絡し、翌日自分が勤務の日でも、転職エージェント側で調整してもらえて、翌日の勤務終わりにまた連絡すると面接日時を決めることができました
転職エージェントってそんなに仕事するんですか!と、本当におどろきました
第一希望の1社目に面接に行った!自分に有利な質問があった!
第一希望の施設に、不安な気持ちで面接に行きました
面接に同行してもらえるサービスがあったのですが、わたしは丁重にお断りしました。日程調整がむつかしくなるのと、これが一番ですがはずかしかったからです
今思えば、もっと信頼してお任せすれば良かったと思います。これから転職エージェントを利用する際には、面接同行のサービスは是非受けた方が良いと思います
自分で取ったアポイントメントではなかったのですが、受付で名前を伝えると普通に中に入れて頂けました
そこまで、転職エージェントと面接に行った施設とでやり取りがあったのか、一般的な質問事項だったからなのかは今でも分かりませんが、面接は非常にスムーズに進みました
ひとつ予定外だったのは、看取りの経験に関する質問があったことです
看取りの経験については、詳しく聞かれました。また夜勤で一人で対応する時に、複数の入居者様が同時に動いた場合にどう対応しますか?と言った、経験していないと答えられない質問もありました
ここが、わたしにとっては非常にありがたかったことで、どちらの経験もあり詳しく答えることができました。今思うと、その話以外で採用が決まると思えないくらい、わたしにとって有利な質問でした
面接の後に、施設内の案内がありました。その後に、挨拶をして外に出ると、短く感じていましたが2時間くらいたっていました
なんと!1社目で採用された!
3日後に、なんと転職エージェント経由で採用の連絡がありました!
こんなに早く決まるの?というくらいびっくりしました。ありがたくお受けしますと伝え、入職予定日を伝えました
入職予定日を伝えた時に、もっと早くできませんかとは言われたのですが、転職すると言っても、隣の市の特別養護老人ホームです。横のつながりはあると思うので、あまりにも迷惑をかける辞め方はしたくないと思いました
最終的には理解してもらえ、それで採用取り消しになることもありませんでした
すぐに入職できないことが、在職中に転職活動する一番のデメリットだと、その時思いました
結論!介護職転職は転職エージェントを利用した方が良い
転職エージェントを利用して思ったのが、地方都市で求人数自体が少なく、あつかましい希望条件を伝えたことで、紹介してもらえる案件数は少なかったものの、採用されやすいというか、当たり前ですが採用の可能性のある案件でした
ハローワークで順番に面接を受けて行くより、効率もかなり良かったです
30代、40代の方でも、転職エージェントの利用はおすすめですが、50代の転職などの場合、転職エージェントを利用しないと希望する条件の施設には転職が決まらないかもとも思いました
自分でハローワークで探した求人が3~4件(施設の情報もほぼない)、転職エージェントに5社登録しても、実際に通える範囲の案件は3件でした
50代の転職いくらでも選べるとは言えない厳しい現実でした
わたしは地方都市で車通勤が当たり前の地域なのですが、転職エージェントからの案件でおどろいたのが、そんな遠くまで通うんですか?と思う案件が半数以上あったことです
やはり地域差というか、都会の方は1時間とか2時間かけて通勤するのが当たり前なんだなと思いました
転職エージェントの案件は少ないけれど採用されやすい案件だった!
転職エージェントの案件は、最終的には全体で3件と少なかったのですが、実際に面接に行ってみて、数少ない自分の強みを活かせる採用されやすい案件だったと思いました
あくまでも、わたしの場合ですが転職エージェントが、しっかり仕事をしてくれているのを実感しました!
転職エージェント側からはじめにしっかり、間のやり取りでもいろいろ質問があり、それを踏まえて面接までに事前にいろいろ交渉されているんだろうなと思いました
案件を紹介して面接日時を調整しているくらいに思っていましたが、失礼な考えでした
看取りの経験などは、転職する前の施設では、何で常勤パートでこんな大変な思いをしないといけないんだろうかと思うくらい大変な経験だったのですが、何事も経験なんですね!無駄になることはありませんでした
看取りは経験するしか慣れて行く方法はないので、看取りをしている施設にとっては、看取りの経験がある方が良いのも良く分かりました
看取りをしている特別養護老人ホームだったので、それまでの経験を活かすことができました
看取りの経験はほんと大変だったけど役に立って良かった!
同じような仕事で年収100万円アップした!
転職エージェントに、かなり無理を言ったと思いますし、紹介される案件が最終的に3件程度と少なくなったのは、ひとえにわたしの希望年収が高かったからだと思います
転職してからも、同じような仕事をしていますが、年収は100万円アップしました
そして、今3年目ですが、毎年6000円ちょっとくらいづつですが昇給しています
定年は65歳なので、あと10数年しか役に立たないおばちゃん介護士ですが、ちゃんと昇給があります。ありがたいことです
転職する前は、年収が増えたらもっと大変な仕事をしないといけなくなるかと思っていたのですが、全然そんなことはなく、残業もほぼないですし、休日も月10~12日あります
ですので、声を大にして言いたいのが、年収が低くてやりがいが感じられない、収入アップしたい!のであれば、転職にチャレンジしてみませんかと言うことです
特に50代で年収アップしたい場合は、早めに行動にうつした方が良いです
お勤めの施設で、毎年5000円づつ昇給があったとしても、それで年収100万円アップするのは退職までに達成できるかできないかくらいの可能性です
だめだったら、今の施設・事業所で働けば良いです。転職エージェントを利用するのにお金はかかりませんし、在職中であれば収入が途絶えるリスクもありません
大変なのは、履歴書と職務経歴書を書くことくらいです!そこは、がんばらないといけないです
転職するにも、収入アップを目指すにも、介護士であれば、介護福祉士資格取得がおすすめです!
未経験・無資格から介護福祉士資格取得するまでの道のり、使える給付金・貸付制度、失敗して学んだおすすめの試験勉強法、試験前日・当日のおすすめスケジュールまで詳しくまとめてみました
介護職転職エージェント・就職支援サービスおすすめ4選!
転職エージェントと介護職就職支援サービスのうち、おすすめ4選を紹介したいと思います!迷ったら、この4つを選ぶと良いと思います
1つ目 レバウェル介護
1つ目はレバウェル介護です
とにかく求人数が多いことと、未経験・無資格の高待遇求人もあります!
未経験・無資格の方で、資格がないからこのくらいの収入で当たり前と思われていらっしゃる介護士さんは特に、登録して案件を調べてみるだけでも元気になります
資格をお持ちの方であれば、かなり収入・待遇ともにアップが期待できます
2つ目 マイナビ介護職
大手転職サイトのマイナビが運営する介護職の転職エージェントサービスです
登録してから出会える非公開案件が多いのが魅力で、特に資格をお持ちの方はわたしのように年収100万円アップが期待できるかもしれません
わたしの現在勤めている施設の中途採用の職員何人かは、マイナビ介護職を利用していましたので、地方でも利用している介護士が多いです
また、担当者はおそらく30代前半?くらいの若い方なのですが、他の転職エージェントの担当者さんより、わたしのような素人から見てもさすがプロ!というレベルの高い担当者さんでした
3つ目 かいご畑
介護専門求人サイトかいご畑運営の転職支援サービスです
無資格の方でも、働きながら資格取得できるサービスがあります
介護職に就いたのであれば、収入アップに直結する介護福祉士資格の取得は是非目指しましょう!
4つ目 クリックジョブ介護
資格をお持ちの方におすすめなのが、介護職就職支援サービスのクリックジョブ介護です!
自分の希望を厚かましくてもしっかり伝えることをおすすめします
50代で仕事が辛い方におすすめの派遣という働き方!
50代となると体調も万全でなかったり、親の介護などが重なり、フルタイムで働くことがむつかしくなる場合があります
それでも、自分で生活するためのお金は自分で稼がないと生活できない!
そんな方には、派遣という働き方もひとつの方法だと思います
レバウェル介護派遣は、時給1700円とハローワークより圧倒的に高い求人があるため、派遣という働き方でらくになるかもしれません
50代後悔しない最後の転職のために介護職転職エージェントを利用しよう!
30代、40代の方と比べると、介護福祉士資格を取得していても、50代だと高待遇の案件は少なくなります
採用する施設・事業者側からすると当然、時間をかけて育てるのであれば、これから何十年と長い期間働いてくれる若い年齢の介護士を採用したいと思います
50代で高待遇施設・事業所への転職はかなり厳しいです!ですので、在職中に転職エージェントを利用しての転職活動をおすすめします
在職中だと使える時間も限られます。転職エージェントに登録しないと出会える確率のほぼない非公開案件にも出会えます
50代の転職、厳しい現実だからこそ使えるサービスはすべて使って、悔いのない転職活動をおすすめします!
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